【転職のしやすさ編】公務員vs民間企業

「公務員と民間企業、結局どっちがいいんだろう…」

 

公務員を目指したことのある人、

目指している人、

興味がある人、

転職を考えている人など、

少なくとも1回は抱いたことのある疑問かと思います。

 

私自身、何度か頭の中で考えたことがありますが、結局明確な答えは出ず…

 

そりゃあ、

その人の年齢や現在の仕事、

家庭の状況等様々な側面によって

答えも異なってくるかと思います。

 

ではなぜ、ここに書き起こそうと思ったかというと、

双方の実態を知った私だからこそ、伝えられる生の声があるのではないか

同じ悩みを抱いている人の力になれることがあるのではないか

と考えたためです。

 

本記事が読者様にとって、

同様の疑問を抱いた際の思考整理における判断材料になれば幸いです。

 

では、両者を比較検討するにあたり、

まずはどのような側面で比較すべきかをざっと洗い出してみました。

  • 働き方

  • 人間関係

  • 休み

  • 給与

  • 転職のしやすさ

この5つの観点から、公務員、民間企業それぞれの特色をお話できればと思います。

今回はその中でも「転職のしやすさ」にスポットを当てていきます。

 

転職のしやすさ編

公務員の場合

これは言わずもがなではありますが、
公務員は転職市場において圧倒的に不利な立場にいます。

(ただし、不利ということだけで、可能性が全くないというわけではありません。このあたりは別で記事化してお伝えしていければと思います。)

 

ではなぜ、公務員が転職しにくにのかを言語化してみました。
箇条書きで挙げると、以下のような整理になります。

  • 環境的要因

    • 周囲から理解してもらいにくい、応援してもらえない、同じ志の仲間が身近にいない

    • 必要な情報がまとまっておらず、情報を得にくい

  • 心理的要因

    • 転職しよう(公務員を辞めよう)と決意するまでの心理的ハードルが高い

    • 身近に相談できる人がおらず、孤独感を感じる

  • 市場的要因

    • 公務員の経験は民間企業から評価されにくい

    • 転職エージェントが真剣に向き合ってくれにくい

    • 公務員の待遇以上の募集が見つかりにくい

なお、この中の上記2つの要因については、
私の経験や時間を使って少しでも皆様に還元できればと思い、
少しずつ活動を始めております。

その一環として、ココナラを使ったオンライン相談も始めています。
興味を持っていただけた方は以下のページよりご連絡いただければ幸いです。

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民間企業の場合

これはもう、圧倒的に民間企業の方が転職しやすいです。

また、周りにも転職経験者、志願者が増えてきているため、
情報も得やすく、身近な知人への相談もしやすいかと思います。

よって、民間企業においては、上述した公務員が転職しにくい要因の逆のことが言えると考えます。

  • 環境的要因

    • 周囲から理解してもらいやすい、応援してもらいやすい、同じ志の仲間が身近にいる

    • 必要な情報がまとまっており、情報を得やすい

  • 心理的要因

    • 転職しよう(辞めよう)と決意するまでの心理的ハードルを低く活動ができる

    • 身近に相談できる人を見つけやすく、孤独感を感じにくい

  • 市場的要因

    • 民間企業での経験は、同業種の企業から評価されやすい

    • 転職エージェントが真剣に向き合ってくれやすい

    • 現職の待遇以上の募集が見つかりやすい

 

もし、学生の方で公務員か民間企業かで迷って答えがでない方には、
まずは民間企業で働くことを推奨いたします。

これは、

公務員から民間企業への転職より、
民間企業から公務員への転職の方が、

圧倒的に転職しやすいからになります。

民間企業に勤めて数年後、
「やっぱり公務員になりたいな」
と思った際には、
改めて公務員試験を受験し、
合格さえすれば公務員になることができます。

このときには、自分の年齢や勉強状況によって、
新卒枠で応募するのか、
中途枠で応募するのかは異なってくるでしょう。

ただし、いずれにせよ、
民間企業での経験は公務員でもアピールできる一方、
公務員での経験は民間企業ではアピールしづらいです。

どちらか決められないよ、
という方は、その後の選択肢の可能性を上げるためにも、
まずは民間企業で勤めてみることをオススメいたします。

まとめ

私なりにまとめると、
転職のしやすさの観点で言えば、

公務員は圧倒的に不利であり、

民間企業は圧倒的に有利となります。

とはいえ、最近では公務員からの転職希望者や経験者も増えてきているため、
少しずつではありますが明るくなってきているように感じます。

(公務員からの転職方法については別記事で書けたらと思っております)

以上、長文にお付き合いいただきありがとうございました。

 

それではまた!

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